読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

君は光るダイヤモンド

霧矢あおいをよろしくお願いします。

【アイカツスターズ!】白銀リリィとDreaming Bird【歌詞考察】

こんにちは、鶴です。

最近このブログ完全に放置してましたね。前回の記事からもう半年になるみたいです。
そろそろ何か書きたいなーと思ったのでちょっと気晴らしに。

というか記事より卒論書けって話なんですよねウケる(ウケてはいけない)(やりましょう)



さて、今回は白銀リリィさんについてです。
f:id:wire_snow478:20161213233935j:plain
アイカツスターズ!中盤から登場した歌組幹部の二年生。生まれつき病弱な体を持つハンデを背負いながらも、二年生にしてS4選抜オーディション決勝戦に進むほどの圧倒的実力を持つアイドル。物静かでクールな佇まいと、そのイメージを覆すような力強く堂々たる歌声から、”ツンドラの歌姫”と呼ばれています。

そして彼女の代表曲がご存じ"Dreaming Bird"。
鳥かごに閉じ込められた小鳥を主人公として物語のような展開を見せる楽曲です。

作詞はヒカリツカサさん。アイカツ!関連ではこの記事を書いている現在"Dreaming Bird"と"クリスマス☆スターライト"の二曲を担当されています。
どちらもテーマに沿った展開をメインに据えた歌詞で、アイカツ!では"タルト・タタン"を始めとして多くのLoLi GoThic楽曲を手掛けた只野菜摘さんに近いものがあると個人的に感じています。
かの有名な"Kira・pata・shining"も只野さんです。


www.youtube.com
(超かっけぇ・・・・)


話が逸れてしまいました。
さて、Dreaming Birdは白銀リリィを表した曲とはよく耳にしますが、具体的に何がどうしてこの楽曲をそう思わせているかについて気になったのが今回記事を書こうと思ったきっかけです。

白銀リリィが劇中で歌うのは1番のみなので、そこを少しずつ確認していきます。


鳥カゴを怖がってた小鳥は
何も変えられやしないと泣いてばかりいた
閉じ込められていたのは心
逃げ出さずその場で歌うこと忘れ

"鳥カゴ"は呪縛や拘束の例えでしょう。
また、"小鳥"が一人称であると捉えると、自らの制約に縛られることに想い苦しむリリィの姿が浮かび上がります。
しかしここで問題となるのは、現在のリリィは体の弱さというハンデについて特に悲観してないため「小鳥=白銀リリィ」という仮定は矛盾する点です。なのでこの"小鳥"は体躯的な意味ではなく発育的な意味、つまり雛の段階を示すと判断し、「過去の白銀リリィ」であると仮定します。
本編での描写はありませんが、体の弱いリリィは歌うことを諦めようとした時期があったかもしれません。また、S4を目指す現在のリリィを"若鳥"もしくは"成鳥"とすると、過去のリリィを"小鳥"と表すことはピタリと当てはまるように感じます。

よって、この歌詞の箇所全体から、一時は歌を生き甲斐とすることから目を背けようとしていたリリィの過去がうかがえると推察します。
また、一節目から一人称が”過去の白銀リリィ"であるとした場合、この歌全体が時系列順に進むことが示唆されます。



折れた翼見つめても元には戻らない
この手のひらに残されたもので何が出来るかを見届けていかなくちゃ

1行目の歌詞について"戻らない"とあることから、この歌詞の主人公である"小鳥"は本来空を飛ぶ能力があったと判断でき、元々体の弱かったリリィと噛み合いません。

では何を表しているのか。私はこれを幼少期の白銀リリィが挫折を味わった瞬間ではないかと考えます。
小さい頃の謂わば「お歌」の世界での評価は優劣あれど、ある程度平等であったかと思います。しかし歳を重ねるにつれてその差は明確になり、ある時期にリリィが自らの枷に悲観したかもしれません。その瞬間こそが「翼が折れた」ときであり、仲間とともに空を羽ばたくことができなくなった"小鳥"の境遇に近いのではないでしょうか。

続いて、「この手のひらに残されたもの」について。近い位置のことを「手元」と表現するように、手に触れられるものは自身に最も近い位置にあると考えられます。すなわち”手のひら”にあるものは、リリィの中で最も根本にあるもの、すなわち歌に対する愛と執念であると考えます。
そして「見届ける」には
1 見て確かめる。確認する。
2 物事の成り行きをしっかりと最後まで見る。
という意味があります(コトバンクより)。歌に対する気持ちで何が出来るかを自らの手で示すために、歩みを止めることなく突き進もうというリリィの信念が伺えます。
また、「見届けて”いかなくちゃ”」という表記からは、夢から逃げてはいけないと自身を鼓舞する姿が浮かび上がります。
S4という大きな夢を諦めまいとする”現在の白銀リリィ"がここにあると感じました。



その場所へ飛んでいくことはできない
ならせめてこの歌声だけでも届け!

「その場所」とは、翼の折れた小鳥には飛ぶことの出来ない空。すなわち不自由なくアイカツする他のアイドルたちの立つ舞台の例えであると捉えました。
しかしそのハンデをものともせず並び立とうという思いが、続く「ならせめてこの歌声だけでも届け!」という歌詞から伝わってきます。"!"という表記を加えているところからも、この言葉にどれだけ強い意志が込められているのか伺い知れます。この”!”めっちゃ好き。
大好きな歌でライバルたちとの実力差を埋めるどころか、それを超えて行こうというリリィの気概が伝わってくるパートです。



全ての傷を癒す女神にはなれなくても
木漏れ日のような安らぎを

大変不甲斐ないのですが、結論から言うとここ分からん。ムズイ。

先ほどの歌詞を振り返ると

折れた翼見つめても元には戻らない(後ろ向き、過去)

この手のひらに残されたもので何が出来るかを見届けていかなくちゃ(前向き、現在)

その場所へ飛んでいくことはできない(後ろ向き、過去)

ならせめてこの歌声だけでも届け!(前向き、現在)

今回の私の考察の上では
①前後で対になるような構成をしていること
②それぞれの主語が過去のリリィと現在のリリィであること
これらが共通しています。このパートでも「全ての傷を癒す女神には”なれなくても”」と逆接的な表現であることから①に当てはまるため、同様に②も共通している可能性があり、「全ての傷を癒す女神」が過去の白銀リリィ、「木漏れ日のような安らぎを(届ける存在)」が現在の白銀リリィを示していると推察されます。

「みんなと一緒でなければいけないのですか・・・?」(26話)
「私は私自身のために歌っているのです」(33話)
という発言から分かるようにリリィは他の誰かに視線をぶらすことなく常に自分自身を見つめていることが、「全ての傷を癒す女神」も白銀リリィ自身であるという根拠たり得ます。
よって「全ての傷を癒す女神」は過去の白銀リリィが目指していた目標、「木漏れ日のような安らぎ」は現在の白銀リリィが目指す目標(=S4、もしくはさらにその先)ではないかと考えています。
しかし最大の問題は「~女神」「木漏れ日~」がそれぞれ具体的に何を示しているのかです。ここが分からない。「木漏れ日~」については42話 幼なじみのふたりでリリィがゆずのことを太陽と形容しており、木漏れ日と共通するものを感じますが、私自身納得のいくところまで落とし込めませんでした。
これ多分暇なときずっと考えてるんでまとまったら追記するかもしれません。助けて公式~!



恐れることなどない この青空の向こうにいるあなたへ
あなたへと歌う あなたへ

取り乱しました。
このパートは先ほどの①②に当てはまらないため、これまでと異なる構成であると分かります。

先述した通り、この曲における主語は常に白銀リリィ自身であると考えています。つまりこの「あなた」もまた白銀リリィ自身のことでしょう。
「青空の向こう」は現在見えていない領域であり、「青空の向こうにいるあなた」はまだ見えない自分自身、すなわち”未来の白銀リリィ”であると捉えられます。
つまり「青空の向こうにいるあなたへと歌う」は、夢に向かって歌い続けることを示しているのではないでしょうか。
また、「あなたへ」と何度も繰り返していることからは、歌い続けて夢への歩みを止めるまいとするリリィの熱意が伝わってくるようです。
様々な葛藤を乗り越えて、夢を掴み取るために前へと進む”未来”を見据えた白銀リリィを表したパートであると感じました。



このようにDreaming birdは経時的な白銀リリィの変化を示した歌であると私は考えます。
この曲のタイトルを直訳すると「夢見る鳥」。正しく、自身の夢を諦めることなく羽ばたこうとする白銀リリィの姿そのものです。

ナポレオン・ボナパルトは言いました。『じっくり考えろ。しかし、行動するときが来たら考えるのをやめて進め』と!」(38,39話)
もうすぐS4決定戦が始まります。白銀リリィの夢であるS4という目標に上り詰めるまであと一歩です。翼が折れても折れることの無かった歌への強い愛で”青空の向こう”へ行き着けることを願っています。
f:id:wire_snow478:20170205232531j:plain





































リリィちゃん
「あるオタクは言いました。『あおいちゃんかわいい』と・・・」
f:id:wire_snow478:20170206084443j:plain