君は光るダイヤモンド

霧矢あおいをよろしくお願いします。

【アイカツスターズ!】白銀リリィと荒野の奇跡【歌詞考察】

こんにちは、鶴です。

この記事を読んでくださっている皆さんは十中八九アイカツ好きで間違いないと思うのですが、ところでマストドンアイカツ専門サーバー"kirakiratter"はご存知でしょうか?

あれ凄いですよ、登録者アイカツ好きな人しかいないんだもん。各々が好き勝手するTwitterのような側面がありつつも、日夜アイカツに関する話で盛り上がっています。(ラーメンやお酒や麻雀やキムワイプの話でも盛り上がってますね。)

自由なサーバーの設立が可能→キラキラッター実現可能なのでは?という発想に至ったWalf学園長、並びに設備の向上に尽力してくださっているアイカツ技術部の方々には感謝の意で一杯です。本当にありがとうございます。

別にTLに常駐する必要は無いし、アイカツが好きならアカウント作るだけ作ってたら損はないんじゃないかな~とは思いますね。是非に。

 

 

前置きが長くなりました。今回はアイカツスターズ!新シリーズより荒野の奇跡について。
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この曲はDCDアイカツスターズ!星のツバサ編第1弾収録曲としてSTARDOM!等と同時に発表された曲です。あの白銀リリィの新曲ともあり高い反響を呼んでいましたが、その中でもある歌詞が際立って視聴者をザワつかせました。

籠の鳥はもう飛び立ったわ

そう、「籠の鳥」というワード。白銀リリィの持ち歌として有名なDreaming birdを連想させますね。私もこれを聞いた時は流石に「いやいやいやおいおいおいおい待て待て待て待て」って感じでした。荒野の奇跡を聞いた皆様もこの曲から溢れ出る"白銀リリィ感"を押し付けられたことかと思います。アイカツ!シリーズの楽曲はストーリーと深く関連付けられたものが多いのは言わずもがなですが、その中でも特に白銀リリィの持ち歌であるDreaming birdは白銀リリィ一個人にスポットを絞っている印象を受けます。白銀リリィとDreaming birdについての私の解釈はこちらに。

 【アイカツスターズ!】白銀リリィとDreaming Bird【歌詞考察】 - 君は光るダイヤモンド

荒野の奇跡で意図的に組み込まれたであろう「籠の鳥」という言葉を見せ付けられては、やはりDreaming birdのアンサーソングであると考えずにはいられません。そこでDreaming birdに続いてこの楽曲を私なりに咀嚼し、また楽曲と白銀リリィとの関係性についても考えてみようとこの記事を立ち上げた次第です。

 
アイカツスターズ!ミュージックビデオ『荒野の奇跡』をお届け♪ - YouTube

【歌詞(ショートver.)】

ニテノミキハツセンデ(伝説は君の手に)

リタガノモノケダミキ(君だけの物語)

天と地が恋をして 花は咲き鳥は舞う

太陽と月はただ 照らし出す地の果てを

その昔勇気を胸に 荒野へ舞い降りた天使は

白い羽根を大地に蒔いて 花に変えた

風よ吹け雨を呼べ 遥かなる時を超え

大地へと生命へと 未だ見ぬあなたへと

寂しくて涙ポロリ こぼれ落ちた瞬間

月も花もその羽根さえも青く染まった

抗えぬ力に寄り添いながら

傷ついた翼をふるわせながら

それでも羽ばたいてわたしは生きる

いつか花ひらく生命のため

ただ希望を歌ってみたい 

籠の鳥はもう飛び立ったわ

乾いたこの荒野の果てへ 歌いながら

天と地が恋をして 花は咲き鳥は舞う

太陽と月はただ 照らし出す地の果てを

 

超かっこいい(こなみ)。

 

【歌詞考察】

ニテノミキハツセンデ(伝説は君の手に)

リタガノモノケダミキ(君だけの物語)

逆再生という珍しいギミック。逆再生=逆の意味、すなわち否定系の表現だと捉えました。

伝説という言葉には

【1】ある時、特定の場所において起きたと信じられ語り伝えられてきた話。英雄伝説・地名伝説など。言い伝え。「浦島伝説」

【2】言い伝えること。言い伝えられること。また、うわさ。風聞。

という意味があります(デジタル大辞泉)。かの有名な童話作家グリム兄弟も「昔話は詩的であり、伝説は歴史的である」と説いたと言います。つまり伝説は”ある事柄の発生”から”それが語り継がれるまで”の期間があることを前提とした単語です。

「伝説は君の手に」という言い回しは、まだ伝説が「君」の手に存在せず、今からそれを手にするというニュアンスを感じます。つまり"ある事柄の発生"が今このときであるという意味合いを含んでいると解釈しました。その否定なので、伝説の開始地点に立つことのできなかった「君」の存在が浮かび上がります。

また伝説は唯一無二のものであり、実質的に伝説=「君だけの物語」と捉えられると考えます。その伝説を我が物にできなかったことが先と同様に示されているのではないでしょうか。

そういえばうろ覚えなんですけど、文章をローマ字に起こしてからアルファベットの配置を逆にして読めば逆再生でちゃんと喋っているように聞こえるらしいですね(物語→monogatari→iratagonom→いらたごのm)。

 

天と地が恋をして 花は咲き鳥は舞う

太陽と月はただ 照らし出す地の果てを

このパートだけで美しい風景を表す単語”花鳥風月”の四字のうち三つが含まれています。この壮大な美麗さを感じさせる光景こそ「伝説」の世界で得ることのできるものではないかと考えます。

 

その昔勇気を胸に 荒野へ舞い降りた天使は

白い羽根を大地に蒔いて 花に変えた

天からの使いとされる天使が地上に降り立つことは神の世界から追放、すなわち堕天を意味します。また「勇気を胸に」「舞い降りた」とあることからこの天使は自らその荒野に踏み入れたと推測できます。つまりこの箇所は主人公が己の意志で過酷な環境に飛び込んだことを表しているのではないでしょうか。

 また天使といえば白い翼を持つ姿を想像しますが、そんな天使の象徴である翼から羽根を撒くのはまさに身を削る所業でしょう。そして羽根を「撒いて」という動作や、その羽根が花に「変わった」のではなく「変えた」とあることから、これらは自発的行動であると分かります。

つまりこの天使は自ら厳しい環境に身を置き、労を惜しまず何かを成し遂げようとした、そう解釈できます。

 

風よ吹け雨を呼べ 遥かなる時を超え

大地へと生命へと 未だ見ぬあなたへと

「天と地が恋をして~」の箇所と違った荒々しい光景と、「伝説」を手にできなかった主人公がその中でも一筋の希望を掴み取ろうとする姿を思わせる一節です。

 

寂しくて涙ポロリ こぼれ落ちた瞬間

月も花もその羽根さえも青く染まった

 一行目「寂しくて涙ポロリ」からは「勇気を胸に」からも伺える積極的な姿勢を見せていた時とは反対に、主人公の苦しみや葛藤を感じます。

二行目「その羽根さえも」の「さえ」という部分が気になりました。

「さえ」という副助詞の意味の中に

2 ある事柄を強調的に例示し、それによって、他の場合は当然であると類推させる意を表す。…だって。…すら。「かな文字さえ読めない」「その大切な神仏(かみほとけ)さまがたで_金銀を御信心遊ばす」<滑・浮世風呂・四>

とあります(デジタル大辞泉)。

天使の象徴である白い羽が別の色に染まることは天使にとって大きな革新だったのではないかと推測します。そして最も大切であろう「羽根さえ」青く染まったのであれば、月も花も青く染まることでしょう。この「月」「花」は序盤の「天と地が恋をして~」の箇所を示唆させることから、伝説を染め上げる、すなわち新たな伝説を自ら形作り始めたことを表していると考えました。

 

抗えぬ力に寄り添いながら

傷ついた翼をふるわせながら

それでも羽ばたいてわたしは生きる

いつか花ひらく生命のため

ただ希望を歌ってみたい 

苦難を前にしても諦めることなく先へ進もうとする主人公の強い意志を感じます。また「いつか花ひらく生命」は思い続けている夢を表した言葉だと捉えられます。そして、その夢にたどり着くために「希望」を捨てずにいようという前向きな姿勢も想像できます。

 

籠の鳥はもう飛び立ったわ

乾いたこの荒野の果てへ 歌いながら

 「籠の鳥」はDreaming birdを思い起こさせますね。

「籠」は体もしくは心が拘束された状態を推測でき、そこから「飛び立った」ということはその拘束から解き放たれたことを示すと考えられます。「乾いた荒野」は前述したように過酷な環境を表す言葉でその果てまでも荒れ果てた世界が広がっているかもしれません。しかし、それでも羽ばたきを休めることなく進む「勇気」を思うと、その先に待つ明るい希望の存在を期待せずにはいられません。

 

天と地が恋をして 花は咲き鳥は舞う

太陽と月はただ 照らし出す地の果てを

 序盤に全く同じ文面で登場しましたが、全体を通した後に繰り返されるこのパートは主人公が創り上げたまた一つの新たな伝説での風景だと感じました。荒野が花鳥風月に例えられるような理想郷に生まれ変わる未来を想像してしまいます。

 

【白銀リリィとの相関】

以上が私なりの解釈です。過酷な環境に自ら飛び込んで夢を成しえようとした主人公が、困難に道を阻まれながらも、自分だけの未来を作り上げていこうとする。そういった物語であると私は捉えました。

それと共に、この物語が白銀リリィのアイカツを表していると感じます。

「S4になる夢はまるで恋に破れた人魚姫のように海に消えて泡となってしまいましたが、新たな夢…いえ、目標ができました。SPRコーデをこの手で掴むこと。そのために封印を解くことにしたのです…!」(白銀リリィ/53話より)

この言葉こそがまさに荒野の奇跡。

S4になるという夢を叶えるために尽力しつつも(「その昔勇気を胸に荒野へ舞い降りた天使は白い羽根を大地に撒いて花に変えた」)

S4決定戦での敗北により夢破れ(「ニテノミキハツセンデ(伝説は君の手に)」「寂しくて涙ポロリ零れ落ちたとき」)

そんなときエルザ・フォルテの完璧なステージとスタープレミアムレアドレスを目にしたことで、長らく心に誓っていたプレミアムドレスの封印を解くことを決意し(「月も花もその羽根さえも青く染まった」)

「星のツバサを手に入れる」という目標に向けて新たな一歩を踏み出す(「籠の鳥はもう飛び立ったわ 乾いたこの荒野の果てへ 歌いながら」)

そんな白銀リリィの新たな物語の始まりをこの楽曲で感じることができるのではないか、そう結論付けました。

そして念願の星のツバサを手に入れるという目標を達成した白銀リリィですが、彼女はそこで満足して立ち止まるような人物では無いでしょう。その羽ばたきを止めることなく、まだ見ぬ荒野の先に待つ希望を追い求める彼女の活躍に今後も目が離せません。

 

【関係ないけど言いたかった小話】

「天と地が恋をして 花は咲き鳥は舞う

太陽と月はただ 照らし出す地の果てを」

「風よ吹け雨を呼べ 遥かなる時を超え

大地へと生命へと 未だ見ぬあなたへと」

 四ツ星学園の各組が「花の歌組」「鳥の劇組」「風の舞組」「月の美組」と花鳥風月を冠していることは有名なお話。そして上記の歌詞のうち「花」「鳥」「月」の三つが先ほどでいう美しい伝説の風景を表すパート、「風」だけが荒々しい荒野の風景を表すパートに存在するのですが、リリィ(=天使、主人公)がどんなに険しい困難の最中でもゆず(=「風」)だけは共にあるというゆずリリを感じて悶えてました。ゆずリリ、尊い・・・・・。人体必須栄養素・・・・・。

 ②

白銀リリィの手にした星のツバサは”冥王星のツバサ”です。

冥王星が太陽系惑星から除外されたとは知っている方も多いと思いますが、冥王星を分類する際に属するものが無かったため、この星のために「冥王星型天体」という呼称が生まれたといいます。

また冥王星の英名Pluto(プルート)はギリシア神話の冥府の王ハデスに対応します。ハデスはギリシア神話内でも屈指の実力を持ちつつも、他の神々と違って普段冥府に住まうことから、ギリシア神話の神々の中でも卓越した地位を持つオリュンポス十二神に数えられません。

こういった冥王星の特異性が、S4で無くとも自身のブランドを持ち、四ツ星学園の誰よりも早く星のツバサを手に入れた白銀リリィという存在の異端さを感じさせます。

 

【終わりに】

 アイカツスターズ!~星のツバサ編~、まだDCD第一弾にも関わらず楽曲がSTARDOM!、Bon Bon Voyage!、荒野の奇跡、おねがいメリー(+ Forever Dream)とあまりに強すぎる。最高。DCD第二弾では真昼とローラのSPRコーデが解禁されるとのことで、それぞれの持ち歌が来るのかなぁと思うとワクワクが止まんない!特に香澄家の楽曲、毎回オタク泣かせに来るからダメなんですよね。バスタオル積んで待ってます。

二期もまだまだ始まったばかり。いや、始まったばかりですよ?まだ片手で数えられる話数ですよ?凄くないですか?凄いんですよ。これから物語がどう展開していくのかが本当に楽しみですね。

以上、白銀リリィのS4制服姿が見たかったと枕を濡らした鶴でした。それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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もう、ね、ダメなんですよ。あおいちゃん好き。大好き。本当に好き。愛してる。大好きだよ、霧矢あおいちゃん……